種別:単著
発売日:2022年11月25日(金)
税込価格:2,750円(消費税 250円)
320ページ
発行元:アトリエサード
帯文|recommendation
〈恐怖〉の行きつく、弥終(いやはて)は……!?
博捜、博捜、ああ今日も、博捜あるのみ!
妖怪、UFO、心霊写真、美術、漫画、小説、映画…
多様な書物、文化を縦横に読み解いた
〝恐怖のワンダーランド〟
「恐怖は、人間らしい魅力に満ち溢れ、私たちの生に未来を与える感覚だ」多様な書物、文化を縦横に読み解いた
〝恐怖のワンダーランド〟
「私たちは恐怖をわざわざ味わうために、さまざまなメディアを渉猟する。
おそらくそれは、恐怖が意外な豊かさを秘めていることを、
私たちが無意識のうちに知っているからだ。」
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SUNABAギャラリー
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著者プロフィール|Profile
1967年、福岡県生まれ。SUNABAギャラリー代表、文筆家。 関西学院大学文学部美学科卒。PR会社勤務を経て2000年より執筆活動開始。 単著、共著多数。2015年4月、SUNABAギャラリー開業。
イントロダクション|Introducton
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目次|contents
- 《一》 世界妖怪図鑑
《二》 矢追純一のUFO史観
《三》 パラフィクションとしての『地獄変』
《四》 七〇年代カタストロフィ文化
《五》 心霊写真の父、中岡俊哉
《六》 恐怖の美術館〜ムンク、ダ・ヴィンチ、
フュースリ、ゴヤ、ブレイク、ルドン、
聖ゲオルギオス
《七》 ポップ異端文書としての『百億』
《八》 『イグアナの娘』とマゾ的支配
《九》 寺山修司とエヴァンゲリオン
《十》 消えていく道化
《十一》 恐怖の法則
《十二》 恐怖の記号論
《十三》 恐怖の起源
表紙装画|cover- 池田ひかる[link]
2014年、成安造形芸術大卒。2016年、京都嵯峨芸術大学大学院修了。2015年から当店でのグループ展に定期的に出品。自身の記憶をもとに風景のなかの幻想を描く。2019年9月に当店で学外での初個展「村八分」開催。2020年、西田礼三邸(滋賀)、わたむきホール虹(滋賀)にて個展。
反響
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『産経新聞』書評掲載
- 『産経新聞』2023年2月5日月(日)朝刊(産経新聞社)、書評欄にてご紹介していただきいたしました。ありがとうございました!
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『ART collectors'』書評掲載
- 『ART collectors'』2月号(生活の友社)、巻末書評欄にてご紹介していただきいたしました。ありがとうございました!
『ソドム』をタイトル&ジャケ買い。感動し、間を置かず『真夜中の博物館』に着手。読了後この方は本当に文章が上手だと感嘆。待望の『恐怖の美学』は一気読み。現在は『死想の血統』を寝しなに読進中。わかりやすく、滋味があり、しかも深い。こんな文章を書ける人は滅多にいないのではないかと思う
— Daisuke Kawai Photography (@oirasediary) January 23, 2023
SUNABAギャラリー樋口さんの新刊『恐怖の美学』、面白かった。浮遊するシニフィアン(記号内容を伴わない記号表現)に恐怖を感じるのは、私たちが「現実」と呼んでいるものの脆弱性、不確かさが露呈するからで、そこで垣間見える混沌に死後の世界や未生の世界を感じるからではないか、という考察。 pic.twitter.com/JETVm4lqm5
— 青木薫 (@iperuipe) January 13, 2023
今週の新着蔵書、樋口ヒロユキ / 恐怖の美学 なぜ人はゾクゾクしたいのか。SUNABAギャラリーに買いにいくつもりだったけれども年内の営業を終えたあとでタイミングを逃したから大晦日にネットで注文した。 pic.twitter.com/oXseQdiXnb
— 夕顔楼(味園ビル2階) (@yuugaorou) January 12, 2023
中岡俊哉の心霊写真は今見ても恐い、というくだりを読んで「たしかに!」。
— +M laboratory (@freakscafe) December 30, 2022
今は心霊写真などいくらでも合成できるが、当時は二重露光など、捏造する手段も限られていた。そのなかで「どう撮られたのか分からない」という写真があって、そういう写真は、その物質性自体が凶々しかったのを覚えている。
樋口ヒロユキ「恐怖の美学」読了。恐怖は感情として明瞭に思えるのに対象化し辛い。その本質を探ろうと試みる著者は、恐怖を誘導して他者を操る感性の悪用について論じる。が、批判する側が異なる立場に煽動されている場合もあり得る。諭す側が騙されていたというのも恐怖をもたらす定型だろう。#book
— Q⃣ o⃣ o⃣ (@qozop) December 29, 2022
#SUNABAGALLERY#樋口ヒロユキ#恐怖の美学#ソドムの百二十冊
— まつばら しゅうへい (松原 修平)shuhei matsubara (@shu_hei1982) December 19, 2022
読了
個人的にも制作のインスピレーションに繋がるテーマが多く、非常に興味深く拝読いたしました
「恐怖」と「エロティシズム」は
僕の芸術制作の、大事な一つのテーマです。
装画は池田ひかるさん、谷原菜摘子さん
おすすめです! pic.twitter.com/9iiLLKOusv
樋口ヒロユキ著『恐怖の美学―なぜ人はゾクゾクしたいのか』
— CAVA BOOKS(サヴァ・ブックス) (@cavabooks) December 18, 2022
「恐怖は、人間らしい魅力に満ち溢れ、私たちの生に未来を与える感覚だ」
私たちは何を恐れ、なぜ怖がるのか。妖怪、UFO、心霊写真、美術、漫画、小説、映画…多様な書物、文化を縦横に読み解き、恐怖とは何かを考える。 pic.twitter.com/ylJIju0eXZ
樋口ヒロユキ著「恐怖の美学」読了。恐怖を感じることは生きる上で必要な能力だったんだ。そして形のない美学を蔑ろにする政治には怒りも。 pic.twitter.com/zRxWqsiN7A
— 本橋恵一@「電力・ガス業界の動向と~(第7版)」発売中 (@tenshinokuma) December 14, 2022
やっと今日あたりから本来の読書生活に戻れるとていまは樋口ヒロユキ『恐怖の美学』と三津田信三『みみそぎ』を併読しています。次はベルンハルトかな。
— 三柴ゆよし/蛙坂須美 (@Mishiba_Y) December 13, 2022
真的好想买这本书但是中国好像没有买的....大概也没有汉化了....可恶可是真的很想读😭 https://t.co/sDBzi9iZqK
— 米津春奈🇨🇳🎶😺 (@yonedu_haruna) December 10, 2022
#読了#日本怪奇幻想読者クラブ
— セカンドD2@💙💛 (@DD72461268) December 4, 2022
『恐怖の美学-なぜ人はゾクゾクしたいのか』
恐怖の魅力を論じた本。
オカルト本から始まりソシュールの記号論やモースの贈与論、ドゥルーズのポストモダンまでを引用して論じられる恐怖論は著者の博識さを感じて凄く面白い。恐怖のこんな抽象化は初めてだ。おススメ。 pic.twitter.com/BywwRpfHuf
「恐怖の美学~なぜ人はゾクゾクしたいのか/樋口ヒロユキ氏著:アトリエサード刊」読了。
— gabongi (@mamakariking) December 3, 2022
書籍、絵画、映画等、我々がわざわざ味わいに行く 恐怖の愉しみを読み解く。「世界妖怪図鑑」「矢追純一」「中岡俊哉」といった懐かしいキーワードもいっぱい。 pic.twitter.com/JpPsOmoxPx
【新刊】『恐怖の美学 なぜ人はゾクゾクしたいのか』樋口ヒロユキ(アトリエサード)妖怪、UFO、心霊写真、美術、漫画、小説、映画…多様な書物、文化を縦横に読み解いた〝恐怖のワンダーランド〟 pic.twitter.com/jROfLYkViK
— くまざわ書店武蔵小金井北口店 (@musako_n) December 2, 2022
拙著『恐怖の美学〜なぜ人はゾクゾクしたいのか』ですが、amazonの「作家研究」のランキングで21位に入りました。著名な方々の著作に混じって健闘しているようです。是非お力添えを!https://t.co/wB0hBp6svn pic.twitter.com/7AcH52J7Tb
— 樋口ヒロユキ _ SUNABAギャラリー (@hiroyuki9999) December 1, 2022
めっちゃ面白かったです #ムンク #寺山修司 #矢追純一 #ノストラダムス #魔太郎がくる #日野日出志 #梅図かずお #筒井康隆 #エバンゲリオン #ゾゾゾ #中岡俊也 など。トンデモなく広い領域から「恐怖とは何か?」を解剖してゆく。作者が楽しそうに書いてるのが伝わってきて読んでて楽しくなりました。 https://t.co/qVLT1UB0Ed
— 寺内康太郎 (@terakoh_tera) November 30, 2022
樋口ヒロユキさんの『恐怖の美学』アトリエサードが届いた。今日はいい日だ。
— 原田 忠男 (@harapion) November 25, 2022
池田ひかるさんの絵は表紙だけでなかった。マネキン2号まで載っていた。私の所にある絵画マネキン4号のお姉さん?
恐怖の解明のために次々と投入される理論、浮遊するシニフィアン、クリステヴァ、ドゥルーズ=ガタリ…… pic.twitter.com/S6OQaHPuHO
恐怖の美学〜なぜ人はゾクゾクしたいのか (TH SERIES ADVANCED)
— 고딕책덕⚰ (@genshi_o) November 24, 2022
이거랑 저자의 구간 하나 남았던 거 샀다~ https://t.co/WBM6plVC6o
うわー!届いたー!
— 𝒻𝓊𝓀𝓀𝒶 (@fukukawasatoco) November 24, 2022
ありゃー!何故に2冊入ってるの⁉︎
(こ、こわい)
誰かに勝手に送ろうかな…
(それもこわい)
『恐怖の美学』
楽しみです pic.twitter.com/bCOjmVDKzM
「大阪てのひら怪談」でも大変お世話になったスナバ・ギャラリーの樋口ヒロユキさんの著書『恐怖の美学』(アトリエサード発行)が発売されました。小生、帯文を寄せております。拙著『文学の極意は怪談である』(筑摩書房)も、律儀に御紹介いただき、ありがたきかぎり! pic.twitter.com/NOnBMmsLHb
— 東雅夫┃O.Z.N.(おばけずきネットワーク) (@obakezukinw) November 22, 2022
★単著
| 2016年 | 『ソドムの百二十冊 ―エロティシズムの図書館―』(青土社)[link] |
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| 2014年 | 『真夜中の博物館 美と幻想のヴンダーカンマー』(アトリエサード)[link] |
| 2007年 | 『死想の血統 ゴシック・ロリータの系譜学』(冬弓舎)[link] |
★共著
| 2016年 | 『映画少女椿ガイドブック』(アトリエサード)[link] |
|---|---|
| 2013年 |
『だるま商店作品集』(淡交社)[link] 『寺山修司の迷宮世界』(洋泉社)[link] |
| 2012年 | DVD『Mari Ota performance 2007-2009 "doughnut hole"』(les contes)[link] |
| 2009年 | 『絵金』(パルコ出版)[link] |
| 2006年 | 『日本はどうなる2007 暴走する国家に抗うための論点』(金曜日)[link] |
| 2003年 | 『酒鬼薔薇聖斗への手紙』(宝島社)[link] |
★編著
| 2016年 | 高原英理著『アルケミックな記憶』(アトリエサード)[link] |
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